ちょっと最初の実例を聴いてみるところから始めよう。オーディオ.mp3
どうやってこの音を作ったか?ーオシレータの基本
まず始めに、基礎を築き上げよう。僕らがやろうとする構成的な合成のほとんどは、シンプルなアウトラインや目的に近い大体の音から始めて、細部を足していくやり方だ。ある時はいきなり大きな音が欲しかったり、まず振幅のカーブが欲しかったり、またある時は大体の周波数だったり、正しいトーンを得ることから始めたりすることができる。基礎として、シンプルなサイン波から始める以外にいい信号ってあるだろうか?こういう合成を始める際によく出発点とされてて、下のダイアグラムなんてもう慣れ親しんでる。あとの実例ではこのステージを飛ばして、もう当然のことにする。だけど、このステージではダイアグラムのパラメータについてちょっと考えてみよう。僕らはただ周波数と位相を付け加えるだけ。基本を人間の可聴域の大体中点である1000ヘルツにしておく。位相に関しては忘れていていい。コードを繋がないか、0にしておく。というのも、シンプルな加算合成やAM合成では耳はちゃんと聴いてないし信号の位相に注意は向かないからだ。振幅を知ることは、実際信号がどのように合成に影響するか決定するのに非常に重要なんだけど、今は無視しよう。
真ん中の[osc~]って名前がついた要素。これがサイン波のオシレータユニット。2つの入力を持ってて、片方は周波数を、もう片方は位相をセットする。これらの入力は対になったメッセージによって与えられる。PureDataでこのパッチを作っても、最初は何の音も聴こえない。というのも、デフォルトの周波数が決められてなくて0Hzになってるから。0Hzの音は音がないと言ってもいい。だからまずメッセージボックスをクリックして何の周波数で実行するかってのを送ってやる必要がある。オシレータの出力は直接DAコンバータ(君のコンピュータのサウンドカード)に接続されてとてもでかい音になる、気をつけてね。普通は、振幅を少し減らすために減衰器/音量ブロックを置く。[*~ 0.25]とかがよく使われるんだけど、最大の音量から1/4または25%に減衰する。もし何も聴こえない場合、PureDataのオーディオエンジンがオンになってるかどうか確認して欲しい。メニューからMedia->AudioONか、コントロール(マックはコマンド)キー+/キーだ。
Telephone bell synthesis 1
Practical Synthetic Sound Design
サウンドデザインに関する文書の翻訳
2007年7月8日日曜日
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