サウンドデザインに関する文書の翻訳

2008年4月12日土曜日

エラーメッセージ

すぐに気づくのは、コンパイラはシンタックスやスペリング、コンマやピリオドなどに非常に厳しいってことだ。全てのコンマ、ピリオド、大文字と小文字、そしてセミコロンは正確じゃなきゃいけない。もしどこかプログラムに正しくないことがあれば、エラーメッセージがデータウィンドウに表示される。エラーメッセージは解読しにくいこともある。でもひとつの情報がとても明確で、正確にどこがおかしいかを示してくれる。これが典型的なエラーメッセージ。

• ERROR: Parse error
in file 'selected text'
line 1 char 45 :
{SinOsc.ar(LFNoise0.ar([10, 15], 400, 800), 0 0.3•)}.play
-----------------------------------
• ERROR: Command line parse failed

"Parse error"は「そのコードはわかんないよ」、という意味。エラーメッセージの3行目はファイルのどこでエラーが発生したかを教えてくれてる。この場合、1行目のchar(文字)45ってのを"•"で示してる。ここで解析が失敗した。しかしながら、問題を見つけるにはたいていの場合"•"の直前の文字や行を注意深く調べる必要がある。一番良くあるのは打ち間違い。

エラーメッセージの中の行と君の最初のパッチのオリジナルを比べてエラーを見つけられるかな。

コンマが抜けてるよね。エラーメッセージにめげてはいけない。普通のことだ。僕が下の実例を書いてるとき(12行程度だよ)、エラーを正すのに6回実行しなければならなった(6つエラーがあったのではなく、実行して、エラーを直して、また実行を6回)。僕はもっと注意深くなる必要があるんだけど、言いたいことは、ほとんどが打ち間違いだってこと。コードを実行してエラーを直すのはとても簡単で、大した失敗だとは思わない。コードのスペルチェックに使ってる感じ。