SC3の導入、言語、プログラミングの基本
基本 最初にSCを起動したら、起動したことについての情報がウィンドウに現れる。最初の訳わかんない文字列は無視しちゃっていいけど、見えるところに動かしておくこと。というのも、君のコードのエラーや実行結果など役立つ情報を出力してくれるからだ。これからこれをポストウィンドウと呼ぶよ。そのままこのウィンドウを使ってコードを編集したり入力したりもできるんだけど、僕は新しいウィンドウを開く方が好きだな。 SuperColliderはテキストエディタ、プログラミング言語、コンパイラ、デジタルシンセサイザーが一体となってる。これは君がSCを使ってコードを書いたり編集したりすることが、音楽を演奏することを含んでるってことを意味する。それから君はSCを使ってコードを評価したり、デバッグしたり、コンパイルしたり実行したりできて、その結果はリアルタイムに音になる。テキストを編集する機能(選択、コピー、置き換え、など)は他の基本的なエディタと一緒。でもいくつかコードを編集するのに手軽で役立つユニークな特徴がある。もし君が今まで一度もコードを書いたことがないなら、その価値はすぐには理解できないだろう。何度もここに戻って、見直すことをおすすめする。 Com-, 指定行に移動 Com-/ 選択された行をコメントアウト Opt-Com-/ 選択された行のコメントを外す Shift-Com-B 括弧を対照する Com-] コードを右にシフト Com-[ コードを左にシフト Com-. 全ての録音再生を止める Shift-Com-/ (Com-?) 選択されたアイテムからヘルプを開く Com-' シンタックスを色付けする 括弧をダブルクリック 括弧を対照する Com-\ ポストウィンドウを前面にする Shift-Com-K ポストウィンドウをクリアする Shift-Com-\ 全てを前面にする 評価はコードについてのシステムのメッセージ、数値(データ)、式や関数(計算機みたいな)、またはシンセサイザーパッチの音などになる。SCパッチからのデータは録音のためのピッチや、演奏者への命令、解析の結果になり得る。けど次のチャプターでの僕らの目的は、音だ。 選択されたコードを評価するには、エンターキーを押す(リターンじゃない、エンターだよ)。もし一行だけ評価したい場合は、選択する必要はない。その行にカーソ...